灰と幻想のグリムガル11巻の感想
どうも、楽したいtaitoです。
灰と幻想のグリムガル11巻読みましたので感想を書いていきたいと思います。
ランタ編とハルヒロ編
11巻はランタがフォルガンのタカサキから逃げるランタ編とハルヒロ達がグォレラと
戦うハルヒロ編に分かれていました。
ランタ編
正直、ランタはあまり好きなキャラではなかったので期待していませんでした。
読んでみると意外と…いやかなり面白かったです。
タカサギとのタイマンが描かれるのですが、
結局ランタは勝てなくて逃走、武器をなくした状態なのに途中でモンスターに襲われて絶対絶命となるのですが、タカサギから愛用の武器を渡されて倒します。
タカサギについてはあまり掘り下げられていないので、なぜこのような行動に出たのか分かりませんが、姿も見せずに武器を渡すシーンはよかったです。
ハルヒロ編
引き続きグォレラ戦です。
正直言ってこちらは予定通りメリィ復活ぐらいしか読みどころがありませんでした。
大きく分けて3つの不満があります。
1つ目
復活前に書かれる人物が何回も入れ替わり誰の話をしているのかわからなくなる部分があるのですが、非常に読みにくかったです。
今回の復活理由を想像すると演出上必要なことだったのかもしれませんが、もう少し構成を考えて読みやすくしてほしかったです。
2つ目
メリィ復活後に村から脱出する場面があるのですが、何と戦っているのか全く分からないし、敵の叫び声?も意味不明で文章としても非常に読みにくい。
ページ稼ぎのようにも感じてしまう状態です。
メリィが今までの経験では知りえない知識を知っており、使えない魔法を使えるようになっている状態までを書きたかったと思うのですが、普通の新出モンスターでもよかったのでは?
3つ目
ハルヒロがグォレラに吹っ飛ばされて、メリィが着替えている納屋に突っ込むシーンがあるんですが、挿絵がなかったです・・・。
ここは発売を遅らせても、メリィの膝枕シーンの挿絵を入れるべきでしょう。
「ここで挿絵入れなくてどこにいれるんですか?」と小一時間問い詰めたい。
謝罪と賠償を求めます。
12巻は少し一息つけるみたいです。
今までのスケジュールを考えると年内に出れば早い方ですかね。
灰と幻想のグリムガル level.11 あの時それぞれの道で夢を見た (オーバーラップ文庫)
- 作者: 十文字青,白井鋭利
- 出版社/メーカー: オーバーラップ
- 発売日: 2017/07/22
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る